消費者金融の貸出残高8年ぶり増加

消費者金融の貸出残高8年ぶり増加

貸金業法の施行などにより、低迷していた消費者金融ですが8年ぶりに貸出残高が増加しているようです。(もっと詳しい記事へ⇒審査スピードから選ぶ)この要因としては、グレーゾーン撤廃による過払い金請求が峠を迎えた事が挙げられます。また、イメージ改善と顧客再獲得の為に金利、審査の面においてサービスの向上が積極的に行なわれた事も要因でしょう。


・キャッシングの利用者増加

旧プロミス、アイフル、アコムの消費者金融大手3社の2013年6月貸出残高は1兆9300億円を突破しており3カ月で0.03%増加しており、2014年3月期では8年ぶりの増加が確定する見通しなのです。大手の消費者金融がこぞって広告に力を入れ始めている事もこの増加傾向に好影響をもたらしているのではないでしょうか。


・総量規制の例外的キャッシングサービス

実際に展開されている消費者金融のサービスは、低金利のものが増えており総量規制を意識したものと考えられます。総量規制は年収に対して33%以上の借金がある利用者に貸し付けを制限するものですが、利用者の既存の借入先よりも適用金利が低ければ「例外」として融資実行できる事から、利用者にとっても好条件の商品が増えているのです。消費者金融は貸金業法により利用者にとって好ましい進化を遂げたと言っても過言ではないでしょう。

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