消費者金融審査情報

消費者金融と闇金の金利

消費者金融は、グレーゾーン撤廃によって大変利用しやすいものとなりましたが、総量規制の施行も重なって、大変審査の基準は厳しくなりました。そのため新たに借入ができなくなった人や借入限度額が極端に下がった人、また利用停止となって返済のみになってしまった人などは、たちまち立ち行かなくなってしまいました。その時に債務整理を思い立ったならばいいのですが、未だに返済のための金策を行い、とうとう闇金にまで手を出してしまうということが増えているのです。


<闇金の金利は?>

消費者金融の多くは法律によって定められた上限金利の範囲内で貸し付けています。10万円未満であれば実質年率20%、10万円以上100万円未満であれば18%、それ以上は15%です。この範囲を超えないものであれば、自社の規定によって設定することができます。これが法の厳守ですが、闇金ははじめから法律を守ることは考えていません。いま多く見られる小口貸付の闇金は週2割から3割の利息であり、ソフト闇金と言われるものでも10日間で4割、2週間で5割の利息を請求します。一時見られたような押し貸しなどは減りつつありますが、その分対応が柔らかいソフト闇金に移行しつつあります。とは言え暴利をむさぼることにはかわりません。消費者金融のどこからも借りれず、闇金を利用しなければならないと思い込んでいるときには、すでに末期状態であることを認識し、法的な救済を求めるのが順当です。

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